Special Blog by ICONfront members 1

2021年度も終わりが迫ってきましたね!3月に投稿する2つのスペシャルブログの執筆者は、ICONfrontメンバーたち自身です!
今回のブログではまず、4月からもICONfrontでの活動を支える6人のメンバーの声を紹介します!

ICONfrontに入った当初の気持ちから、実際にインタビューなどの活動を通して感じたこと、そしてアクティビズムへの思いを、一人一人の言葉で綴っています。

目次

  1. 小林優祈(Yuki Kobayashi)
  2. 小林萌菜(Moena Kobayashi)
  3. 鈴木美帆(Miho Suzuki)
  4. 猿山ゆい(Yui Saruyama)
  5. 高尾文子(Ayako Takao
  6. 塩見春乃(Haruno Shiomi)


1.小林優祈(Yuki Kobayashi)ID24

 私がICONfrontに入ったのは、去年の5月ごろです。続くオンライン授業と外出規制に加え、特にサークルに所属していなかった私は、焦っていました。大学生活の中で何か一つ集中して頑張ることを見つけたい、ICU内での繋がりをもっと広げたい。そんな思いでサークル探しを始め、Instagramで見つけたのがこのICONfrontでした。

 ICUにはさまざまな意思を持ってさまざまな活動を行っている人がおり、その一つの分野に固執するのではなく、広く触れ、知りたいという思いがあり、気づいたらはや一年経ちました。インタビューしたアクティビストの中には、GPE Youth Japanで活動されていた大竹さんNUINEの山村さんなど、高校からの同級生やELAのセクションメイトなどもおり、インタビューを通して、私が関わったことのある人の違う一面を見ることができたのが印象的です。アクティビストとしてさまざまな活動を熱心に行っている人が特にICUには大勢いて、彼らがどんな思いで活動をしているのかを、読者としてだけでなくインタビュアーの立場からも知ることができる機会はとても貴重です。

 また、もともと動画や画像編集が好きだったので、今はインタビューをして記事を書きつつ、ICONfrontのSNS用投稿画像もデザインしています。ICONfrontに入ってすぐ、SNSのリニューアルを掲げてInstagramの投稿の雰囲気やTwitterの更新度を高めることに注力しました。2022年度の新歓動画の編集も担当し、自分が好きでやっていたことがこうして活動に活きてくることにとてもやりがいを感じています。今後はPodcastの配信が始まることもあり、SNSを通じてICU生とコミュニケーションを取りながら、より多くの読者を増やしていければいいなと考えています。

 最後に、1年間活動してみて思ったことがあります。私たちはICU生が行う素敵なアクティビズムをより多くの方に届けるプラットフォームとなれるよう活動してきました。ですが、そんなICONfrontも、そこで活動する私たちメンバーも、立派なアクティビストなのではないかと感じるようになったことです。何かに対する意志を持って活動すること、それがどんな分野でどのような方法であっても、アクティビズムであると思います。そのハードルは低くあるべきで、誰もが興味を持ったことに自信を持って活動ができるように、自己内省そして発信の場としてこれからもお手伝いさせていただきたいです。


2.小林萌菜(Moena Kobayashi)ID24

 私はICONfrontが設立されてから間もない、2020年の5月にメンバーになりました。ID24の学年は、入学した時からオンライン授業でキャンパスに通えていない状況でした。そんな中で、ICU生がどんな理念を持って、どんな活動をしているのかを知りたい!という純粋な興味があってICONfrontに入りました。

 入った当初は、これから活動がスタートしていく段階だったので、まっさらな状態から、自分たちで団体を作りあげていく感じがとても楽しかったです。私はwebサイトの作成をメインで担当しましたが、ページビュー数が段々と増えていくのを見ると達成感を感じました。今では、ページビュー数が16,000回以上にまで成長し、沢山の方に見ていただけて感謝の気持ちでいっぱいです。これからも成長していけるように頑張っていきたいと思います。

 ICONfrontで活動していて感じることは、普段はマクロに見ている社会問題もアクティビストというミクロに着目すると、見え方が変わってくるということです。社会問題と言っても、ジェンダー問題、環境問題、教育問題など様々ですが、「これには興味があるけど、それ以外はあまり馴染みが無いな…」ということ、皆さん少なからずあるのではないかと思います。私もそういった興味の有無がトピックによって様々ですが、それは個々人の経験や、身を置いていた環境の違いによるものなのだと思います。

 そんな中で、日頃は「ジェンダー問題」とか「環境問題」という風にマクロに語られがちな話題も、アクティビストの方々が、どのようなきっかけでその問題に関心を持ち、どんな思いで活動しているのかという背景を知ると、より自分ごととして捉えられるようになりますし、その問題の見え方も変わってきます。
そうしたライフストーリーを多く知ることで、私たちの日常生活に、より多角的な視点を取り入れることができると感じています。
私たちが日々目にしているデモなども、マクロに見ると、他人事のように感じてしまうかもしれませんが、そこに参加している人それぞれに、ライフストーリーや想いがあるということを念頭においてみると、また見え方が変わってくるかもしれません。

 世の中にどんなアクティビズムがあるのかというのは、調べれば知ることができますが、アクティビスト個々人のバックグラウンドを知れる機会は意外と無いように思います。
その機会を提供できるのがICONfrontならではの良さなのかなと日々感じていて、私自身も多くのことを学ばせていただいています。

私はこれまで多くの方にインタビューさせていただきましたが、飯塚帆南さんへのインタビューは、ICONfront初のICU卒業生にフィーチャーしたものとなりました。ミス日本からUniversity of Creativity (博報堂)まで、社会人として多方面でご活躍されているお姿にとても感銘を受けました。
また、ICUの特別招聘教授で卒業生でもある、吉川元偉先生へのインタビューは、初の教授インタビューとなりました。外交官として長年ご活躍された吉川先生が、様々な教訓やアドバイスをくださったので、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。
これからも、在学生はもちろんのこと、卒業生や教授の皆さまにもインタビューし、有益なコンテンツをお届けしていきたいと思います。

 今後はさらに、Podcastなどの媒体を使って、より”リアル”なコンテンツを発信していきたいと思っています。活字だけだと伝わりにくい部分や、普段はインタビューする側のICONfrontメンバーの声も発信していきたいです。

 日頃から、ICONfrontの活動に賛同し、応援してくださっている皆さま、本当にありがとうございます。これからも皆さまの活動の輪を広げていけるように発信していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!


3.鈴木美帆(Miho Suzuki)トロント大学

私がICONfrontにジョインしたのは、2020年4〜5月ごろです。
きっかけはメンバーのインスタ投稿でした。
ICONfrontに入った当初の想いとしては、
「学生アクティビストについて知りたい!」という単純な気持ちでした。
もともと、私自身が大学でジェンダー学を専攻する中で、
社会課題解決に向けてアクションを起こすアクティビストの存在に興味がありました。
学生アクティビストが、どんな経験をしてどんな事を考えて、社会をどのように見て、
どんな価値観を持っているのか、そんな事を知りたいと思ってICONfrontにジョインしました。

ICONfrontで実際に活動してみて、
「学生アクティビストについて知りたい!」という想いから、
「学生アクティビストにスポットライトを当てたい!」という気持ちに変わりました。
アクティビストの中には、ビジネスとして社会課題解決をしている起業家もいました。
従来の利益創出を追い求めるビジネスモデルから、
社会的価値創造と経済的価値創造の両輪を回していくビジネスモデルに
パラダイムシフトしていく今の社会の潮流についても知ることができ、
のちにその経験がスタートアップ企業でインターンシップをするきっかけにもなりました。
ICONfrontでの気付きが自分自身の次のステップに繋がっているのが面白いと思います。

インタビューをしてみて、「学生アクティビスト」と一口に言っても、
何がきっかけでアクティビズムを始めたのか、どういう活動をしたいのか、何を実現したいのか、
人それぞれ違うのが面白いですね。
コミュニティを作りたい、という想いから始まっていたり、
何かを変えたい、という想いから始まっていたり、
小さな興味から起こしたアクションから始まっていたり….。
それぞれの経験や価値観が一つのストーリーとして見えてくることに、
ワクワクしました。

「アクティビズム」とは、
“小さな気付きから生み出される小さな一歩”だと思います。
アクティビズムというと、大きなスケールで大きな活動のように思えますが、
多くのアクティビストの活動のはじまりにあったのは
友人に声をかけてみる、SNSで発信してみる、小さいグループを作ってみる、
イベントに参加してみる、など身近な一歩だったのだと気付きました。
アクティビズムは敷居が低くあるべきで、誰でもtake actionできるのだ、
と実感しました。

これから就活やら帰国(カナダに帰国)やらで、
ICONfrontに活動にはガッツリ関わって行けなくなりそうですが、
細々と関わっていけたらと思います。
まずは、今春から始まる新企画Podcast、楽しみです:)
新しいプラットフォームでの、新しいスタイルでの発信なので。

日頃からICONfrontの応援ありがとうございます!
私が思うのは、ICONfrontがイノベーションハブになっていったらいいな。ということです。
これからもよろしくお願いいたします。


4.猿山ゆい(Yui Saruyama)ID24

 私は、去年の5月頃にICONfrontに入りました。コロナ禍でも活動できる団体に入りたいと思うと同時に、自分が積極的に一つのことに対して動いていくというよりは、色々な人から様々な分野の話を聞いてみたいという思いがあったので、ICONfrontに興味を持ちました。

 ICONfrontに入り、インタビューや記事作成を経験してみて、インタビュー相手のことを知ろうとする努力や、文章の読みやすさを考えることなど、深く考えさせられることが多かったです。その分、記事が完成した時の達成感も想像以上に大きいことを知ったので、本当に貴重な経験をICONfrontに入っているからこそできていると感じています。また、私は、ICU Slow villの岡田光さんIRISの宮島ヨハナさんのインタビューを担当したのですが、インタビューを通して多くのことを学べましたし、お二人の自分の活動において、常に最善を尽くしている姿勢をみて、私もそのように活動していきたいと思いました。

 ICONfrontでの活動を通して、自分自身がどう行動していくかはもちろん、アクティビズムに対しての考え方が本当に変わったなと感じています。正直、一つの物事に対して積極的に興味を持ち活動することが私には難しいと思っていて、だからこそICONfrontに入りました。アクティビズムはそのような人ができることだと勝手に思っていたので、自分にはできないだろうと感じていました。しかし、多くの人とアクティビズムについて話すことで、少しでも何かに興味を持って調べるとか、小さなことも、アクティビズムの一環なのだと思うようになりました。だから、積極的に大きな行動を起こせなくてもアクティビズムはできますし、私が今ICONfrontでしていることも自信を持ってアクティビズムと言えるのではないかと思います。

 そして今後のICONfrontについてですが、インタビュー記事においては、これからもより良いものをお届けできるように努力していきたいです。それに加えて、podcastを始めることになり、私はその担当をするので、録音や音声編集など慣れないことばかりですが、精一杯頑張っていきたいと思っています。 

 最後に、私はICONfrontの記事を読んでもらうことによって、多くの人が社会問題などについて考える機会を増やすことができたらいいなと思っています。私たちが届ける記事が、人々にとって何かを考えるきっかけになれば本当に素敵なことだと思いますし、そうなれるように、これからもメンバーと頑張っていきたいです。どうぞこれからもよろしくお願いします!


5.高尾文子(Ayako Takao)ID25

私がICONfrontに入ったのは2021年の10月ごろです。高校生の時から「笑下村塾」という株式会社で学生記者をやっていたこともあり、何かにパッションを持って活動している人の話を聞くのに興味がありました。

なぜ特定の分野の社会問題に取り組むのか、その情熱はどこからやってくるのか、人が持つバックグラウンドは多種多様ですが発端になる経験や思いは誰にでもあります。私自身、高校1年時から環境問題にアプローチし始めたのには、海が好きなこと、姉との死別、気候変動への危機感など、色々な経験や感情が重なって行動に繋がっています。そのような個人の思いや経験からアクティビストとして活動しているICU生の話を聞きたいと思い、ICONfrontに入りました。

これまでに、隔週行われるICONfrontメンバーとのミーティングに加え、ENTREPの小楠泰雅さんへのインタビューや、Voice Up Japan ICUでHPVワクチンの普及活動を行う川上詩子さんのブログ担当に携わりました。

ICONfrontに入ったことで知ることができたICU生と交流していく中で、ICU生にますます惹かれていきました。熟考した上で行動する積極性や、周囲を巻き込んでいく方法など、自己と他者を理解し尊重した姿勢で取り組む姿がかっこいいのです!

今後の活動でインタビュー記事、ブログ記事、ポッドキャストなど様々なツールを使って、このようなICU生の姿を発信していきたいと思っています。

ICONfrontの活動に携わってくれた方、現在も携わってくれている方、ありがとうございます。ICONfrontに興味を持ってくださった方々を繋げられるよう尽力していきますので、これからもよろしくお願いします。


6.塩見春乃(Haruno Shiomi)ID24

 ICONfrontに入ったばかりの去年5月頃は、やっと自分が腰を落ち着けられる場所をICUで見つけられたことにほっとしたし、ここから色々な人に出会えることにわくわくしていました。でも同時に、ICONfrontが始まって1年と少ししか経っていないからこそ、一つ一つのインタビューなどをきっちりやっていく責任感も感じていました。そして、いざ活動が始まると、思っていたよりも難しいことが多かったです。今はだいぶ感覚をつかめたと思っていますが、インタビュー記事やインスタグラムのストーリーの一つ一つの言葉、些細なところまで慎重にならないといけなくて最初は少し大変でした。でも、こういう小さな負担と刺激が、やる気にすごく繋がりました。

 初めてのインタビューは、研修のような形で参加したICU Time Travelersの日野瑠奈さんのインタビューでした。その後はown!tの植村ほとりさんIRISの宮島ヨハナさんのインタビューを担当しました。アクティビストの皆さんが、自分の心や余裕とのバランスを保ちながら活動を続けることの難しさと重要性に言及していることは、実際にインタビューをしないと分からなかったアクティビストの方の声、印象的な考えでした。

 今の私にとって、アクティビズムとは変化を恐れないマインドをもつこと、そして物事を適切に評価する力をもつことだと思います。見ないように目を背けていたことに目を向けて、自分の行動を変えることを恐れずにいれば、その変化の積み重ねがアクティビズムとして集約されると思います。だけど、その時に何が正しいのかを見極められる力がないと間違った選択をしかねないな、と感じています。

 私がこれからのICONfrontに期待していることは、この団体がより多くの人がアクティビズムを始めるきっかけとして貢献すること、そして起点となってどんどんアクティビズムの輪が広がることです。そのためにはより実の詰まった活動をする必要があると思うので、もっとメンバーと一つ一つ前に進んでいきたいです。個人的には、昨年の秋頃からメンバーのゆうきと担当しているInstagramをはじめSNSなどでの発信や、アクティビストとの繋がりを広げたいです。#SpreadYourActivismというadvertisementもなかなか広がらないので(泣)、 私が留学に行くまでにもっとインタビュー記事やアクティビズムに触れる方を増やすために頑張ります。今後とも、ICONfrontをよろしくお願いいたします。


いかがでしたか?
ICONfrontのメンバーのことを少しでも知って、これからも応援していただければと思います。
そして、一緒にアクティビズムに取り組んでいきましょう!

次のスペシャルブログは、ICONfrontの創設・初期メンバーであり、この3月でICUを卒業されるお二人です。お楽しみに!!

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